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カメラを持って出かけよう

MFTよ私は戻って来た! GX7 Mark IIIとDG SUMMILUX 15mm F1.7

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MFTよ私は戻って来た! GX7 Mark IIIとDG SUMMILUX 15mm F1.7_b0250470_17335079.jpg

ことの始まりは、家人のひとことでした。


「最近、出かける時にカメラ持っていかないね」


言われてみれば、その通りで。

EOS R6 Mark IIも、α7R IIIも、良いカメラです。
写りに不満があるわけではありません。
むしろ、どちらも自分には十分すぎるくらいよく写ります。

ただ、散歩やちょっとした外出に「なんとなく持っていく」には、少しハードルが高い。

今日は撮るぞ、と決めて持ち出すカメラ。
ちゃんと撮らなければ、という気持ちになるカメラ。
それはそれで必要なのだけれど、日常の中でふと持ち出すには、少し大げさになっていました。

小さくて、持ち出すハードルが低いカメラ。
でも、ちゃんと写真を撮る気になれるカメラ。

そう考えて、思い出したのがMFTでした。

そうだ、MFTだ。


E-M5 Mark IIか、E-M5 Mark IIIか。
それとも、再びOM-1か。

いろいろ考えました。

以前よく使っていた感覚に戻るならE-M5系。
しっかり撮るならOM-1。
けれど、今回はもう少し身軽にいきたい。

試行錯誤の末、やってきたのがGX7 Mark IIIです。

レンズはLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7。
MFTらしい小ささと、ちゃんと撮る気にさる写りのバランスが良い組み合わせです。

今回は試し撮りなので、プログラムオート。
JPEG撮って出し。

何かを追い込むでもなく、細かく設定を詰めるでもなく、まずはカメラ任せで歩いてみました。

花の赤とオレンジに草の緑。
広く入る画角。
軽く構えて、軽く撮れる感じ。

フルサイズ機で撮れば、もっと余裕のある絵になるのかもしれません。
けれど、今日欲しかったのはその余裕ではなく、カメラを持って出かけることそのものでした。

大きなカメラには、大きなカメラの良さがあります。
でも、小さなカメラには、出かける理由を邪魔しない良さがあります。

さてさて、三度目のMFT。
どうなりますやら。

まずは、カメラを持って出かけるところから。




# by mutuki-w | 2026-05-19 17:55 | Panasonic Leica | Comments(2)

解像度のいらない午後 α7R IIIとAPO-LANTHAR 65mm

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解像度のいらない午後 α7R IIIとAPO-LANTHAR 65mm_b0250470_15053943.jpg
この時期になると、つい目を向けたくなる花があります。

ニワゼキショウ。

小さくて、特別に目立つ花ではないのに、気がつくと毎年撮っています。
α7R IIIの高い解像度を生かすような被写体ではありません。
むしろ今回は、その解像度はほとんど無用です。

レンズはAPO-LANTHAR 65mm F2 Macro。
重いです。

α7R IIIがバッテリーとメモリーカード込みで約657g、APO-LANTHAR 65mm F2が約625g。
合わせると約1,282g。ほぼ1.3kgです。
散歩に気軽、とは少し言いにくい重さです。

それでも、このレンズには持ち出したくなる魅力があります。
重いのに、面倒なのに、今日はこれで撮りたいと思わせるものがある。

よく写るから、というだけではなくて、ピントを合わせている時間そのものが少し楽しい。
小さな花を前にして、ゆっくり距離を詰めていく感じが、このレンズにはよく似合います。

新しいα7R VIが発表されましたね。
さらに高解像で、さらに速く撮れるカメラなのだと思います。
もちろん、それを必要とする人がいることは否定しません。
仕事で必要な人もいるでしょうし、その性能でしか撮れないものもあるのだと思います。

けれど、自分の撮り方に引き寄せて考えると、ふと思ってしまいます。

いったいぜんたい、これで何を撮るのだろう。

少なくとも今日のニワゼキショウには、そこまでの解像度も、連写速度も必要ありませんでした。
必要だったのは、風が止むのを少し待つことと、ピントを合わせるために息を整えること。
それから、この小さな花に目を向ける気分だけでした。




# by mutuki-w | 2026-05-14 18:05 | SONY  | Comments(2)

不自由な撮影を楽しむ D40xとAF-S Micro 40mm F2.8G

不自由な撮影を楽しむ D40xとAF-S Micro 40mm F2.8G_b0250470_17182262.jpg
桜が終わり、田んぼに水が入るころ。
水面に映る空と、まだ頼りない苗の並びに、この時期だけの静かな景色を感じます。

この日はD40xにAF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8Gを付けて歩きました。

久しぶりに使うD40xは、思っていた以上に不自由です。
M/A/S/Pの各モードではISO AUTOが思うように使えないので、
絞りだけを決めてあとはカメラ任せ、という撮り方ができません。

シャッタースピードは足りているか。
手ブレ限界を下回っていないか。
ISOを上げるべきか。

今のカメラならあまり意識しなくなったことを、ひとつずつ確認しながら撮ることになります。

しかも、ボディにもレンズにも手ブレ補正はありません。
油断すると、あっさりブレます。

でも、その不自由さが少し楽しい。
シャッタースピードを確認する感覚や、カメラをしっかり構える感覚を、D40xが思い出させてくれました。

便利さを少し手放して撮ると、むしろ楽しかったりします。

田んぼに映った空を撮りながら、写真を始めたころの手触りを少し思い出しました。


# by mutuki-w | 2026-05-12 18:17 | Nikon | Comments(1)